2013年12月24日火曜日

ADACのドクターヘリ

多田です。

今日はクリスマスイブですね。自分は、病院の当直室でサンタさんを待つことが確定しています(笑)

先日、娘の誕生日とクリスマスプレゼントを買いに、おもちゃ屋さんにいきました。
ひとしきり、プレゼントを選び、お会計を待っている間、店内をウロウロしていたところ・・・
見つけてしまいました。

(救急車と黄色いヘリコプターのセットです)
「救急車とヘリコプターのセット」
よくみると日本製ではないようです。

(白とオレンジの救急車で、電話番号は112の様です)
救急車はカラーリングが日本のものとは違いますし、

(真っ黄色のヘリコプターです)
 おそらく医療用のヘリコプターは、真っ黄色で側面に「ADAC」の文字が。
調べてみると、ADACはドイツのヘリコプター救急を行っている、ドイツ自動車連盟という団体だそうです。
ヘリコプターの機体は、EC145と書いてあります。これも調べてみると、日本でもドクターヘリとして使用されている、BK117の別名の様です。通りでみたことあるはずです。
ADACの歴史は古く、1970年頃に始まった様です。
ドイツのアウトバーンでの事故が多発し、交通事故による死亡者が増えたときに、死亡者数の減少を目的に始まった事業だそうです。
要請から15分以内に患者のもとへ到着して治療を開始する、病院前医療の先駆けです。

日本でも全国分け隔てなく、どこに住んでいても、15分以内に診療開始できるように、ドクターヘリの数が増え、診療の質も保てるようになればいいなと思います。

「15分以内の診療」に関しては、千葉北総病院 救命救急センター長 益子邦洋先生の、この本 
が、わかりやすくておすすめです。)



隣にあった、黄色のヘリコプター、おそらく我らが広島県ドクターヘリと同じ、EC135です。側面にはAmbulanceと書いてあり、救急ヘリコプターの様です。
これも思わず衝動買いしてしまいました。

2 件のコメント:

  1. 僕も、EC135のADACドクターヘリ購入しました!ネットで買ったものは結構大きく、後部ドアが開き患者を収容できます!ストレッチャーではなく白の担架ですがw

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  2. 大阪救助さん>たくさんのコメントありがとうございます。あんまりためにならない情報ばかりだと思いますが、末永くお付き合いいただければ幸いです。

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