2015年2月22日日曜日

北総救命会にお招きいただきました。

2015/2/14 千葉北総病院で開催された、MCLSコースに連動した講演会として、2014年8月の広島豪雨災害についてお話しさせていただく機会をいただきました。
(こんな立派な案内まで作っていただきました)

(HEM-net研修以来、2年半ぶりの千葉北総病院です)

北総救命ファンである自分にとっては、これ以上ない機会でしたので、実災害に対応した体験談をお話しさせていただきました。

(Y先生に座長をしていただきました)

(お話しの後の記念撮影)

当日の様子はいち早く、北総救命のブログにアップしていただいております。
(H先生ありがとうございます。)

また、自分の話の前には、北総病院救命救急センターのM先生が、「成田空港乱気流多数傷病者事案」についてお話しされました。

やはり、毎年成田空港のエマルゴがなされている地域ですので、航空機関係の事案には非常に慣れていらっしゃり、また、スマートフォンを使用した、画像・音声通信が非常に効果を発揮していることがわかりました。

それに先だって、前日夜に北総病院へお邪魔して、先日SSTTのインストラクターとしてお世話になったM先生の、ラピッドカー当番にお付き合いさせていただき、久しぶりに北総救命の「当直飯」もご一緒させていただきました。
(前の週に広島でお会いしたM先生)

その最中にうれしいものを発見!

北総病院でHEM-net研修を終了した、過去のメンバーが掲示してありましたが、我々の写真もありました。

病院には、「新しく」ヘリの格納庫・ヘリパット、吹き流し・カンファレンスルームなどができており、時間の流れを感じました。
(懐かしのMD902です)

(ヘリポートへ向かう道路です)

しかし、自分がHEM-net研修でお世話になってから、もう2年半たちますが、みなさんなんとか覚えてくださっていてうれしかったです。
講演させていただいた当日の朝から、懐かしいスクラブを着させていただき、救急外来や新しいヘリポートなど、見学させていただきました。

夕方の講演会には70名以上の方に参加していただき、自分の体験を追体験する形で約1時間お話しを聴いていただきました。講演会には、自分が研修中にお邪魔させていただいた、「成田空港のエマルゴ」でお会いしたことがある、先生や救命士さん達がたくさん参加していただいておりました。

講演会の後、懇親会を開いていただき、「熱い」救急話で盛り上がりました。
(2年半前のエマルゴ以来のメンバーです)

(Sナースは2年半の間にフライトナースとしてデビュー済み)

遠く離れていても、しばらく会っていなくても、「同じ志」を持って働いていると距離も、時間も超えることができるような錯覚に陥りました。これが「同志」なんだなーと実感しました。
仕事エネルギーは、やや過充電気味まで充電させていただき(笑)、
(追いはぎのようにたくさんお土産をいただきました)

たくさんのお土産をいただき広島に帰りました。

北総救命会のみなさん、千葉北総病院のみなさん、お招きいただきありがとうございました。
また、電池切れそうになったら、お邪魔しに行かせてください。
よろしくお願いします。

2015年2月17日火曜日

当院でSSTT開催

2015/2/8、当院でSSTT1日座学コースが開催されました。
SSTTとは、Surgical Strategy and Treatment for Traumaの略で、外傷外科手術に必要な治療戦略と基本外傷外科手技を習得するとともに、外傷外科手術チームを養成することを目的とした教育コースです。(ホームページより)
(テキストです)
今回は、座学の1日コースでした。
大阪や兵庫、遠くは千葉からインストラクターのみなさんにお越しいただき、1日外傷手術の「戦略」と「戦術」「チームワークの重要性」などについて勉強しました。
当院からは、救急科と腹部外科の医師、救命救急センター、手術室の看護師が受講しました。
ショックで待ったなしの患者さんに、いかに早く止血をし救命するかを考え続けた1日でした。
そのためには、「戦略」「戦術」「チームワーク」が欠かせないことも、しっかり勉強させていただきました。
講義に先立って、前日に懇親会があり、親睦を深めることができました。
すみません、写真を忘れてしまいました。
(泉州救命救急センター W先生と)

講義のあと、講師をしていただいた、千葉北総病院の同志、M先生と一緒になんとかお好み焼きを食べることができました。
(お好み焼きとM先生)

自分のHEM-net研修から、2年半。やっと広島に来ていただくことができましたが、広島滞在時間は約18時間程度の強行軍で、千葉へとんぼ返りになってしまいました。
次はゆっくり広島を堪能してください。

講師のみなさん、ありがとうございました。
S(Speed & Suitability),S(Strategy),T(Tactics),T(Teamwork)を考えながら、外傷手術症例を診ていきます。
コースの概念を、日常の診療に活かせるよう、良いチームを作っていきたいと思います。

2015年2月6日金曜日

今年も勉強会しました。テーマは「小児と成人の違い」です。

今年も、通年的に救命救急センターの勉強会は続いています。
今年度も自分に与えられたテーマは、
「小児と成人の違い」です。
I看護師と一緒に、「成人をベースにした」小児の特殊性について勉強会をさせていただきました。
前年度は2回の内容を、今回は駆け足で1回で行いましたので、やや時間オーバーしてしまいました。

ABCDEのアプローチを中心に成人と小児の違いをお話しさせていただきました。
「医療者のアレルギー」が強い小児領域ですが、苦手だからわからなくて良いわけではなく、やらなくてはならないことですので、頑張って苦手克服をしていけたらいいですね。
内容は昨年とほぼ一緒ですが、
基本の徹底を毎年でもやっていきたいと思っています。