多田です。
先日、1月23日、
中国地方5県の県知事と、
各県のドクターヘリ運航病院代表が集まり、ドクターヘリの県境を越えた相互乗り入れの協定を結ばれました。
基地病院の位置から、半径70kmの円を描くと、それぞれの県の基地病院から飛ぶよりも、隣県の基地病院から飛ぶ方が早い地域があります。そこを、お互いカバーしあおうという、すごくもっともな協定です。
ドクターヘリは、「県の事業なので、自分の県ではない地域へ出動するのはどうか?」という意見があると思います。
しかし、
救急医にとっては、患者さんが
何県人だろうと、関係ありません。
「救命するべき患者さんを救命する」ただそれだけです。
患者さんにとっても、自分が助かるなら、何県のドクターヘリがきてくれても関係ないですよね?
(GoogleMAPです。県境はよくわかりませんね。)
中国地方5県の県知事さんたちは、
それを理解していただいてるのだと確信しました。
広島県ドクターヘリのスタートは、全国的に見ても遅いスタートです。
その分、他県の事例を参考にさせていただき、少し背伸びをしたスタートが切れればいいなと思っております。
さらに、自分が大学時代を過ごした
”愛媛県”とも県同士の協定を結んでいただいて、出動できるようになればいいなと願ってやみません。
おかげさまで当ブログの投稿がこの投稿で100になりました。
これからも、途切れることなく情報発信できればと思っています。
引き続きよろしくお願いします。