2018年4月6日金曜日

ラピッドカーの研修

多田です。

当院では、2018年度中にラピッドカー運用開始を行う予定で現在準備中です。
現場に医療スタッフを迅速に送り込み、運行は天候に左右されず、昼夜を問わずに活動できるラピッドカーは病院前救急医療に大きな威力を発揮します。
ドクターヘリは遠い場所まで、短時間で医療スタッフを送り込むことができますが、天候や時間帯に左右され出動できないことがあります。また、ヘリの着陸にはたくさんの消防職員のみなさんのご協力が必要です。
そのヘリの弱点を補うことができるラピッドカーですが、やはり運用開始にあたり、運用経験の長い施設での見学・研修が必須です。

今回、ラピッドカー導入に当たり、責任医師の伊関Drと小川Nsが東京医科歯科大学病院のラピッドカーに同乗させていただく研修の機会がありました。
その際、RCC(中国放送)さんに取材に来ていただき、2018/04/05に放送がありました。
(放送から数日間はこちらでご覧いただけます。)

必ず大きな効果を発揮するものにします。
引き続き、ご理解とご支援をよろしくお願いします。

2018年度始まりました!

多田です。

日常診療に忙殺され、ブログの更新を怠っている間に2018年度になってしまいました。
(病院入り口の桜も満開でした)

(救命救急センターから見える唯一の桜も満開でした)


2018年度、当センターの大きな変化は、やはり人事異動です。
広島大学病院から4年間、当院へ出向してくれた板井Drが広島大学病院へ戻られました。
(入職時の写真です)

(複数傷病者事案もありました)

冷静沈着で、広く・深い知識でたくさんの患者さんを救命してくれました。
勤務の都合上、送別会に参加できなかったので写真はごめんなさい。
板井先生、4年間ありがとうございました。

そして、救命救急センターのICU・HCUそれぞれの師長が交代しました。

別れがあれば、出会いもあります。
広島大学病院から、内田先生が当院に来てくれました。
(多田と内田先生)

(紅二点、日下先生と内田先生)

内田先生は4年目の救急医です。
病院前救急医療や、外傷診療、小児重症患者の診療の勉強をしたいと当院での研修を希望してくれました。
実は内田先生、以前にも当科に関わっています。

2014年6月のこちらの記事に登場しているように、2014年。医学生の際に、病院見学で当科へ2週間来てくれていました。それがきっかけで救急医を目指すことになったそうで、我々にとってはうれしいかぎりです。
(向かって右から3番目が学生時代の内田先生です)

こんな感じで新年度、新しいスタッフを迎えております。
今年度は、ラピッドカーの運行も開始します。

進捗状況は追ってご報告させていただきます。
みなさま、今年度も「一歩でも前へ」出て行こうと思っています。
2018年度も県立広島病院 救命救急センターをよろしくお願いします。