2018年2月26日月曜日

CSさんの送別会

多田です。

先日、広島市消防航空隊のみなさんが主催の送別会がありました。
送別される方は、広島県ドクターヘリのCS(Communication Specialist)である、奥田さんです。奥田さんは、広島県ドクターヘリの運行会社である、中日本航空のCSさんで、3年前?から広島県ドクターヘリCSの責任者として、広島に引っ越しし働いていただいていました。
ちょうど、広島基地が新しくなったタイミングだったでしょうか。
奥田さんが広島に赴任された時期は、ちょうど広島県ドクターヘリが導入の混乱を過ぎた時期でした。

持ち前のコミュニケーション能力と、だれにでも好かれるお人柄で、広島県の救急ヘリコプターに関わるたくさんの方々とプロフェッショナルなコミュニケーションを発揮していただき、今までできなかったことや、新しく始めることを上手にコーディネートしていただきました。
我々、医療者の話・思いをしっかり聞いていただき、医療者との共通認識を意識した活動をしていただきました。
広島県で使えることができる、たくさんの救急ヘリコプターの調整もうまくやってくださいました。
(小川Nsより花束贈呈です)

その業績を示すかのように、送別会には広島市消防ヘリ・広島県防災ヘリのみなさんと、病院関係者が集まり、楽しい送別会になりました。
(消防航空隊Mさんからのプレゼントです)

なぜ送別会なのに楽しいかというと、ドクターヘリのCSさん達は出張でいろいろな場所のCSを担っており、奥田さんは来月もおそらく数日は広島基地のCSシートに座って変わらず、仕事をしていらっしゃるはずだからです。
(人望の厚さを感じます!)
奥田さんお疲れ様でした。
引き続き、よろしくお願いします。

2018年2月8日木曜日

第30回広島救急初療研究会学術講演会

多田です。

2018/02/06 広島市内の会場で、「第30回広島救急初療研究会学術講演会」が開催されました。
毎年、ご高名な講師の先生に広島までご足労いただき、救急初療に関わる講演会をしていただいております。
今年は、当院救急科の板井Drによる「DIC治療薬の有効性と合併症」のミニレクチャーがありそれに続いての特別講演でした。

広島大学病院 救急集中治療医学教授 志馬伸朗先生に座長をお願いし、
島根大学医学部Acute Care Surgery講座教授 渡部広明先生に、
「新たな診療領域Acute Care Surgeryとは何か? 
〜外傷外科と救急外科のスペシャリスト〜」
と題してご講演いただきました。

なかなかまだ、日本では耳慣れないAcute Care Surgeryについて、その診療内容と必要性について一からお話しいただきました。始めて耳にする方も多かったと思いますが、わかりやすくお話ししていただき、大変勉強になりました。
また、すばらしい治療成績や、うらやましい限りのHybrid ERについてもご紹介いただきました。

講演会の後は、渡部先生に遅くまでお付き合いいただき、深夜まで外傷外科と救急外科についてお話しさせていただきました。
参加者一同、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
(懇親会の後の記念撮影)
渡部先生、ありがとうございました。
島根に負けないよう、広島も頑張ります!