2015年7月23日木曜日

熱心な見学の方々

多田です。

先日、呉方面の病院に患者さんを搬送したときのことです。

その病院は、屋上にヘリコプターが着陸する際、「飛散物がないかどうか」「立ち入りを制限している部分に残っている人はいないか」など、地元消防の方々が警戒に当たってくださる病院です。

(担当のDrが待ってくれています)

その日、警戒に当たってくださった消防の方々は、我々が患者さんの申し送りをしている最中に、短時間ですが、ドクターヘリの見学をしていただきました。
(近くでヘリを見学していただくチャンスです)

その後、離陸の時、


!?気がつけばこんなところに…


熱心に見学して下さってありがとうございます。

これからも、ドクターヘリ事業にご理解とご協力をお願いします。

2015年7月16日木曜日

搬送先病院での再会

多田です。

先日、自分がドクターヘリの当番日に、呉方面の島嶼部で起こった墜落外傷事案に出動しました。

現場の救急車内で、初療を行った後、近隣の病院へ収容依頼の電話をかけました。


患者さんの情報をお話ししていると、何やら聞いたことのある声な気がします。
「あれっ?」というと、「わかりました?」と答えてくれます。

電話の相手は、当院で昨年度まで働いてくれていたI先生でした。
I先生は、昨年度まで当院の麻酔科で働いていて、その間に救命救急センターでも研修してもらいました。
受け入れOKとなり、患者さんをドクターヘリで病院まで搬送しました。

屋上ヘリポートで久しぶりの再会でした。

搬送先の病院に顔見知りの先生がいてくれるだけでも、心強いですが、一緒に働いたことがある先生であればなおさら心強いです。

やっぱり、「顔の見える関係」ってのはいいですね。

2015年7月10日金曜日

DMAT技能維持訓練(@広島県庁)に参加しました。

多田です。

2015年7月4日、5日と2日間、DMAT技能維持訓練に参加しました。
我々、日本DMAT隊員は、厚生労働省から認定された隊員ですが、一度訓練を受けたからといってなにもせずに、一生、隊員として活動できるわけではありません。

災害は、予測のつかない形で起こりますし、毎回同じことは何一つとしてありません。
そのため、それに対応するDMATも、大きな災害が起こるたびに、反省点を改善し、日々活動も変化しております。

そのため、定期的に訓練に参加することが義務づけられており、5年間の認定期間のうちに、最低2回は技能維持訓練を受けることが必要です。

今回は、中国ブロックの技能維持訓練で、中国地方5県から、たくさんのDMATが、会場である広島県庁へ参集し、知識をブラッシュアップし、シミュレーションで経験を積みました。

そこには、2014.8.20に活動した同志達や、ブロック地域の実働訓練でともに訓練した人たちが集まっており、ちょっとした同窓会の気分でした。


毎回、形を変えて起こる災害に対して、柔軟な対応ができるよう、日々トレーニングが必要であることを改めて実感しました。

2015年7月3日金曜日

小児用救急カートの整備

多田です。

先日、当直中に救急外来のI看護師さんと、小児救急認定看護師のY看護師が2人で、救命救急センターの詰所で救急カートを作っている様です。


救命救急センターですので、当然、救急カートは既に整備されているのですが、今回は、新たに小児用の救急カートを整備してくれていました。



(I看護師と、Y看護師)

救急外来にはすでに、数年前から小児専用の救急カートを整備してくれていましたが、救命救急センターには、まだ整備がされていませんでした。

このたび、新しく救急カートを買っていただいて、小児専用の救急カートを整備することができました。

当センターでの診療数が、年々増えている小児重症患者さんの救命救急センター入室に、迅速に対応するべく、ものの整備も進めていきます。