先日、朝、出勤するとなにやら救命救急センターがざわついています。
ホットラインの前で、前日の当直のS先生が、メモをとりながら話を聴いています。
この雰囲気は、「転院搬送の依頼」のようです。
時間は朝の7:50頃、日勤の救命救急センター看護師の申し送りの時間です。
どうやら、搬送元の病院は、当院から比較的距離があるようです。
となれば・・・
「ヘリコプターで医師・看護師の派遣」です!!
(以前のヘリ事案の写真です。)
消防防災ヘリの、Drヘリ的運用で患者さんと早く接触することを画策しました。
しかし・・・・
消防防災ヘリスタンバイの時間は8:30から。スタッフがそろっていない状態のため、出動できませんでした。
しかし、患者さんの状態は危険な状態です。
広島市消防局のご協力で、救急車による「ドッキングミッション」が可能になりました。
(救急外来から出動します!)
同じ経路をそれぞれ走り、途中で落ち合う作戦です。
救急車同士連絡を取りながら、すれ違わないように接触します。
(宇品救急のみなさん、いつもお世話になってます。)
途中、患者さんの急変があり、医師同乗でなければ危なかった状態でした。S先生の冷静な判断で、走行中の救急車内で気管挿管し、安定化させつつ帰院となりました。
帰院後も、ショックに対する原因検索と治療が続きました。
その間自分は・・・
クロノロを書き始めた途端に、別のホットラインが・・・
こんな「攻めの救急医療」が日常的になればいいなと、思っています。
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