2013年9月20日金曜日

プレホスピタルケア研究会 その2

つづき


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ある日の午後、病院で責任者業務をしていた時、ホットラインがなりました。
消防指令より「吉和で男性の心肺停止」にヘリ要請です。
病院ヘリポートでピックアップしてもらい、ランデブーポイントへ。
ヘリ先着で、救急車を待ちます。
救急車が到着後、車内に飛び乗り状態を確認。心肺停止のままであることを確認し、気管挿管・アドレナリン投与行います。蘇生処置に反応し、心拍再開。そのまま当院へヘリ搬送となりました。
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この事案の際、救急車に乗っていたK救急救命士さんとそれ以来の再会をし、懐かしく思い出しました。実は、このときのランデブーポイントが、今回の研究会の開催地「クヴェーレ吉和」の目の前にある、「女鹿平スキー場駐車場」だったんです。なんだか運命めいた物を感じました。
研究会終了後、駐車場をのぞきに行くとこんな張り紙が。



みなさんご協力ありがとうございます。

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また、別の事案でしたが、備北地区から小児の緊急外来搬送があり、防災ヘリで依頼元の病院へ。
病院で処置中に天候が悪化し、防災ヘリは広島空港へ帰投。

気管挿管・人工呼吸を開始し、陸路で県立広島病院へ搬送開始しました。
途中の車内に連絡が。「安芸太田のヘリポートでピックアップしてもらうので高速道路を降りてください」と。
病院に残っていた、佐伯医師広島市通信指令のO救急救命士が手配してくれて、途中のヘリポートで広島市消防ヘリによるピックアップをしてもらい、病院までの時間を短縮してもらいました。
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そのOさんとも、その日のことを懐かしく話しました。

1泊で丸1日、楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
他職種との交流っていいもんですね。

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