2015年12月2日水曜日

「D-call Net」HEM-Netシンポジウム2015@お台場MEGAWEB

多田です。

2015/11/30 東京お台場のMEGAWEBで、開催された「HEM-Netシンポジウム」にお邪魔してきました。
お台場が初めての自分は、途中にちょっとだけ見かけた「モビルスーツ」に後ろ髪を引かれつつ、会場入りしました。

今回のテーマは、「救急自動通報システム(D-call Net)とドクターヘリの連携」です。


D-call Netとは、今回のシンポジウムから、よりわかりやすく、覚えやすい名称に変更になりましたが、これまでは、AACN(Advanced Automatic Collision Notification:先進事故自動通報システム)と呼ばれていたシステムです。
AACNについてはこちらをご覧ください。)


簡単に言うと、「大きな事故の場合、自動車がドクターヘリを呼んでくれるシステム」です。
大きな事故の際に、エアバッグが開くことをきっかけに、乗用車内に内蔵されているセンサーが、事故の程度を測定し、シートベルト着用の有無などを情報センターへ送信。
送信された、事故のデータを元に、傷病・死亡予測アルゴリズムにより、搭乗者の重症・死亡確率が計算され、その結果がドクターヘリの基地病院・担当消防本部に送信されます。これにより、ドクターヘリ出動までの時間短縮が図られ、交通事故による傷病者の救命率の向上が期待されるシステムです。

国土交通省・総務省・厚生労働省など省庁や、カーメーカー、大学の研究室、HEM-Net、コールセンター運営会社、通信事業者、病院、ドクターヘリの運航会社などなどなどなど、たくさーんの業界の方々が、それぞれ努力し、連携し、完成したシステムです。
(当日のCar watchさんの記事がこちらです。)

これまで、複数回の実証実験がなされ、このシンポジウムの当日から全国8施設で試験運用が開始されております。

今回のシンポジウムは、医療職の自分にとっては、異業種の方々(カーメーカー・国土交通省・通報システムメーカーなどなど)のお話しを聴くことができたことが、一番楽しかったことです。
普段、病院で仕事をしている人間にしてみれば、「事故を起こす前の車に関すること」や、「道のこと」、「傷病程度予測のアルゴリズムのこと」など、お聞きする機会のない話ですから、非常に興味深く拝聴させていただきました。
(M田先生、M村先生、多田)

近い将来、「愛車がご主人様のために、現場にヘリを呼んでくれる(byM村先生)」ことが、当たり前になることを期待して、自分たちもできることを、できるだけやっていきたいと思いました。

シンポジウムの後は、同じく熱い想いをもって、会場に駆けつけられた前橋のM田先生と、レインボーブリッジが見える、「おしゃれ」なお店で、「泥臭い」仕事の話しをし、大満足で帰広しました。
(前橋の同志、M田先生と)

広島でもD-call Netが実現できたらうれしいです。

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