2015年10月17日土曜日

アナフィラキシーとは?@つくし幼稚園

多田です。

先日、ある幼稚園の園長先生が、突然、当救命救急センターを訪ねて来られました。
「幼稚園に食物アレルギーを持っている園児がいて、エピペンを持っている。スタッフは、アナフィラキシーも、エピペンも初めてで混乱している。幼稚園スタッフが理解を深められるような勉強会をして欲しい」と。
その幼稚園は、「つくし幼稚園」といい、広島市の隣、廿日市市にある幼稚園でした。

最初は、どうしようかと迷いましたが、
「身に降りかかる困難を、逃げずにみんなで克服しよう」
とする、園長先生のお考えに感銘し、お受けすることにしました。

幼稚園の帰りの送迎が終わったタイミングにお邪魔し、教室をお借りし、約1時間、「アナフィラキシーとは?」と題して、お話と、エピペンのトレーニングをさせていただきました。

園長先生・施設長先生・先生方をはじめ、幼稚園バスの運転手さん達も参加していただき、みなさん熱心に話を聴いていただきました。
(その時の様子をこちらにも載せていただいております。)

勉強会が終わると、自分には似つかわしくない(笑)、お花までいただき恐縮しました。


自分にとっては、最高の「わかりやすかった」という、感想をいただき、お話しさせていただいた人間としては非常に嬉しかったです。
最後には、皆さんと一緒に記念撮影もさせていただき、園長先生には幼稚園の中も見学させていただきました。

校舎から、世界遺産である安芸の宮島の象徴、鳥居が見え、恵まれた教育環境だな−と感じました。
(よーくみると、赤い鳥居が見えます)

また、「幼稚園の出入りには、2重の扉」が設置されており、園児の安全に気を遣っていらっしゃることがよくわかりました。
(たくさんの幼稚園バスがありました)

だからこそ、自分にこの勉強会の依頼が来たんだなと納得しました。

つくし幼稚園のみなさん、お招きいただきありがとうございました。
少しでもみなさんの、アナフィラキシーに対する「混乱」が解消できたとしたら、自分の勉強会は成功です。
「逃げずに向き合って克服する」
園全体の姿勢、我々も見習わないといけません。
ありがとうございました。

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