毎年この時期にになると、退職者や転勤者が発表になり、びっくりしたり、残念な思いをしたりします。
自分は、今年度末を非常に残念な気持ちで迎えることになりました。
6年前、崩壊しかかった県立広島病院 救命救急センターへ赴任し、経験年数以上の重い仕事をこなし、また、新しいことを見つけ、それを現場に反映し続けてきた、佐伯Drが転勤になります。
(先輩S先生と)
(骨盤創外固定セミナーで)
また、「患者さんにとって良いと思われること」、について、自分が迷っている時には、「やりましょう!」といって背中を押してくれました。
(RRSの講演会)
(千葉でのラストフライト)
佐伯Dr自身も、数々のコースを受講し、インストラクターとなり、あちこち飛び回っていました。自分の専門である、小児分野へも興味を持ってくれ、「大人と一緒でいいんですね。」と、当センターの小児重症患者へのアプローチ方法の意味も、一番理解してくれ診療に参加してくれました。
(PFCCSで植田先生と)
ここ5年間で3/4程度の看護スタッフが入れ替わってしまい、センターとしての機能を十分果たせないのではないかと、不安になることがありましたが、一緒に数々の勉強会を行い、シミュレーションを行い、診療スタイルを極力シンプルにし、センター全体としてのスキルアップを目指しました。
(救急外来でのシミュレーション)
(新しく配属された看護師への即興の勉強会)
今回、佐伯Drは、「外傷整形外科医」を目指すべく、埼玉県の病院へ転勤となります。
将来は、広島に帰って来て、その身につけたスキルを発揮してくれることを確信しています。
送り出す側としては、非常に寂しいですが、医師としての成長のためには、大事なことです。
(DMAT隊員として土砂災害に出動)
(ラストフライト)
また、一緒に働けることを前提に、広島で待っています。
大きくなって帰って来てください。
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