12月になって、広島市内も寒くなってきました。
日没時間も17:00に近くなってきており、ドクターヘリの活動時間が短くなりつつあります。ドクターヘリは、有視界飛行のため日没までに現場、もしくは搬送先病院を離陸しないといけません。
(雪が降ってました)
また、広島県は山間部も多く、スキー場もたくさんあるぐらいの積雪があります。
先日、広島県の北西部から要請があった際に、出動したのですが、途中山間部を通過する際に、視界が悪くなりやむなく患者さんと接触する前に、帰投せざるを得なかったことがありました。
(雪化粧したサービスエリアです)
特に、三次は「霧の街」とも呼ばれるほどで、朝の霧は美しく幻想的ですが、ドクターヘリにとっては視界が妨げられてしまい出動が制限されてしまいます。
(雪が横に流れて行きます)
出動しているスタッフの安全が確保できなければ、傷病者の方々の安全も守れませんので、天候不良でキャンセルの場合はご勘弁ください。
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