ドクターヘリの運航は、有視界飛行で行われています。
そのため、日没際のミッションは特に時間に気を遣います。
当院の屋上ヘリポートは、病院の一番高いところにあり、通常移動に使っているエレベーターで屋上階に上がり、さらにそこからヘリポート専用のエレベーターでヘリポートにあがります。
(まさに日没間際です)
普段は、安全やプライバシーに配慮して、屋上階のエレベーターホールで患者さんの移動をします。
日没ギリギリのミッションの時は、(風が強くないことが条件ですが)屋上ヘリポートまでストレッチャーをあげて、ヘリポートで移動をし、少しでも離陸までの時間を短縮しています。
(夕焼けに照らされるドクターヘリ)
この5分を短縮する努力が、活きてくる場面がこれからもあるはずです。
これからも「分単位のスピード」に、こだわっていきたいと思います。
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