2014年2月28日から3月1日まで、京都国際会館とグランドプリンスホテル京都を会場に、「第41回日本集中治療医学会学術集会」が開催されました。
当院からは、佐伯医師と自分が発表させていただきました。
佐伯医師は、「院内急変事例141例の検討と今後の課題」
多田は、「マルチプロフェッショナルを集めて救命した、新生児重症頭部外傷の1例」についてポスター発表させていただきました。
佐伯医師の発表は、最近全国で導入が進んでいる、RRS(Rapid Response System:重症患者さんが、救命救急センター以外の場所で発生した場合に、センターのスタッフがいち早く駆けつけて治療を開始することで、それ以上の悪化を防ぐことが目的のシステムです。)についての発表でしたので、フロアからのレスポンスは多かったそうです。
(発表中の佐伯医師です。写真はFacebookより拝借)
(大きな声で、姿勢良くがテーマでした)
学会には、当センターの看護師も4名参加しました。夜の勉強会(単なる飲み会)で、学会に参加することで、自施設のやっていることが妥当なのか?、日本の中でどの程度の位置にいるのか?他の施設がやっていることで、まねできることがないか?など、熱く語り合いました。
(当センターの「夜の勉強会」です)
また、自分はその「夜の勉強会」を途中で抜け出し、「重症小児診療に関わっている人たち」の飲み会に参加しました。
自分が、長野県立こども病院にいたころ、長野にも、東京の成育医療センターにも、静岡県立こども病院にも、地方から小児の集中治療を学びたいという志のもと、たくさんの同志が地元を離れて各施設で修練を積んでいました。その同志達の一部は、自分と同じように地元に戻り、地元で重症小児診療を継続しています。
(重症小児診療に関わる、志の高い人たちです)
こういった横のつながりを、大事にしていけたらいいなと痛感しました。
全国学会は、学会会場でも、会場の外でも得られるものが多いです。
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