多田です。
最終更新からほぼ1年経過してしまいました。
更新を気にしてくださっている皆様、申し訳ありませんでした。
今日は残念ですが、多田が管理人として更新する最後の投稿になります。
2012年6月からスタートしたこのブログですが、管理人の多田が2020年3月をもちまして、県立広島病院を退職する事になりましたので、一旦終了させていただきます。
約7年半(最後の1年は全く更新できませんでしたが・・・)、ドクターヘリ、ドクターカー、救命救急センターなどあまり多くのみなさんの目に触れる事がない医療について、知っていただきたいと思い続けてきました。
途中には、ドクターヘリ導入や、広島市豪雨災害、西日本豪雨災害、ドクターカー導入などのイベントがありました。
このブログを見てくださった皆さんが、少しでも救命救急医療について興味を持っていただければ、続けてきた甲斐があります。
引き続き、リンク先の他のセンターのブログは更新されておりますので、リアルな救命救急を感じていただけると幸いです。
長い間ありがとうございました。
県立広島病院 救命救急センターブログ
救命救急センターの日常と「熱い思い」をお届けします。
2020年3月8日日曜日
2019年3月29日金曜日
もう2018年度も終わりです。
多田です。
更新が滞ってしまい、月に1度の更新もできなくなってしまいました。
誠に申し訳ありません。
そうこうしている間に、2018年度も終わりです。
ドクターカーが運行開始して約9ヶ月。
2019年1月と2月の運行実績をお知らせします。
<2018年1月ドクターカー実績>
要請件数 66件
出動件数 56件
そのうち、
現場救急 30件
新生児迎え搬送 2件
施設間搬送 0件
要請後キャンセル 24件
<2018年2月ドクターカー実績>
要請件数 52件
出動件数 42件
そのうち、
現場救急 23件
新生児迎え搬送 5件
施設間搬送 2件
要請後キャンセル 12件
でした。
1月は特に要請件数が多く、2月は少し落ち着いてきた印象です。
2018年7月に開始したドクターカーで対応させていただいた、
心肺停止の患者さんのうち、4人が社会復帰していらっしゃいます。
本日(2019/03/29)は、そのうちの1人の方に元気になった姿を見させていただきました。
救命救急センターで働く人間として、非常に励みになります。
ありがとうございました。
引き続き県立広島病院ドクターカー事業に、引き続きのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます!
更新が滞ってしまい、月に1度の更新もできなくなってしまいました。
誠に申し訳ありません。
そうこうしている間に、2018年度も終わりです。
ドクターカーが運行開始して約9ヶ月。
2019年1月と2月の運行実績をお知らせします。
<2018年1月ドクターカー実績>
要請件数 66件
出動件数 56件
そのうち、
現場救急 30件
新生児迎え搬送 2件
施設間搬送 0件
要請後キャンセル 24件
<2018年2月ドクターカー実績>
要請件数 52件
出動件数 42件
そのうち、
現場救急 23件
新生児迎え搬送 5件
施設間搬送 2件
要請後キャンセル 12件
でした。
1月は特に要請件数が多く、2月は少し落ち着いてきた印象です。
(通常の救命救急センターの業務と、ドクターヘリの業務も変わらず行っています)
2018年7月に開始したドクターカーで対応させていただいた、
心肺停止の患者さんのうち、4人が社会復帰していらっしゃいます。
本日(2019/03/29)は、そのうちの1人の方に元気になった姿を見させていただきました。
救命救急センターで働く人間として、非常に励みになります。
ありがとうございました。
引き続き県立広島病院ドクターカー事業に、引き続きのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます!
2019年1月10日木曜日
2019年スタートしました。2018年12月のドクターカー運行実績です。
多田です。
ドクターカーが運行開始して半年が過ぎました。
2019年になっていますが、6ヶ月目(2018年12月)の運行実績をお知らせします。
<2018年12月ドクターカー実績>
要請件数 59件
出動件数 54件
そのうち、
現場救急 34件
新生児迎え搬送 5件
施設間搬送 2件
要請後キャンセル 13件
でした。
活動日数が20日でしたので、1日平均で2.95件の要請をいただきました。
特に12月は出動件数が多く、1日平均3件に迫る勢いです!
病院で働くスタッフとしては、その分、日勤帯の仕事が増えた実感があります。
救命救急センター・救急外来スタッフを中心に頑張って診療をしています。
地域に根ざした「攻めの救急医療」を推進していきます。
2019年も県立広島病院ドクターカー事業に、引き続きのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます!
ドクターカーが運行開始して半年が過ぎました。
2019年になっていますが、6ヶ月目(2018年12月)の運行実績をお知らせします。
<2018年12月ドクターカー実績>
要請件数 59件
出動件数 54件
そのうち、
現場救急 34件
新生児迎え搬送 5件
施設間搬送 2件
要請後キャンセル 13件
でした。
(火災による複数傷病者事案)
活動日数が20日でしたので、1日平均で2.95件の要請をいただきました。
特に12月は出動件数が多く、1日平均3件に迫る勢いです!
病院で働くスタッフとしては、その分、日勤帯の仕事が増えた実感があります。
救命救急センター・救急外来スタッフを中心に頑張って診療をしています。
(消防出初め式でのつり上げ救助デモンストレーション)
地域に根ざした「攻めの救急医療」を推進していきます。
2019年も県立広島病院ドクターカー事業に、引き続きのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます!
2018年12月31日月曜日
2018年もあと少し、どんな年だったでしょうか?
多田です。
島根大学病院から渡部先生においで頂き、Acute Care Surgeryについて、ご講演頂いたり、
ドクターカー運用開始に向けて、緊急走行の勉強のため、鈴鹿に行ったり、
ドクターカーの研修について、取材を受けたり
消防ヘリ、防災ヘリとの連携を深めたり、
長い準備期間を経て、ドクターカーが運行開始したり、
多発する局地災害に、病院を上げて対応したり、
コードブルーの劇場版が公開され、公開初日に観に行ったり、
病院前救急医療と、関係機関の連携が救命に結びついたり、
ドクターカーによる病院前救急医療が、日常になったり、
1年がかりで、小児救急に関わるセミナーを準備し主催したり、
「攻」
です。
ドクターカースタートで、病院前救急医療=「攻めの救急医療」を日常的に行えるようになりました。まだまだ、運行時間や運行形態に関しては、日々、スタッフだけでなく、要請消防のみなさんと話し合い、改善案を進めて行っております。
ブログをごらんのみなさん
2018年は大変お世話になりました。
2019年も県立広島病院 救命救急センター・ドクターカー・広島県ドクターヘリにご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
みなさま良いお年をお迎えください。
年をとると1年が過ぎるのが早く感じます。
2018年もあと本日1日となってしまいました。
当、県立広島病院救命救急センターにとって、2018年も大きな動きがあった1年でした。
写真で振り返ります。
6年目になりましたが変わらず、ドクターヘリでの病院前救急医療を提供したり、
島根大学病院から渡部先生においで頂き、Acute Care Surgeryについて、ご講演頂いたり、
優秀なCSさんを送別したり、
ドクターカー運用開始に向けて、緊急走行の勉強のため、鈴鹿に行ったり、
4月には新しい仲間を迎えたり、
ドクターカーの研修について、取材を受けたり
消防ヘリ、防災ヘリとの連携を深めたり、
長い準備期間を経て、ドクターカーが運行開始したり、
多発する局地災害に、病院を上げて対応したり、
コードブルーの劇場版が公開され、公開初日に観に行ったり、
病院前救急医療と、関係機関の連携が救命に結びついたり、
ドクターカーによる病院前救急医療が、日常になったり、
(攻めの救急医療のために、なくてはならないツールです)
1年がかりで、小児救急に関わるセミナーを準備し主催したり、
なかなか、ブログの更新が滞ってしまった2018年でしたが、それでもいろいろありました。
さて、毎年恒例の今年の漢字ですが・・・
さかのぼってみると、この今年の漢字シリーズはブログ開始からずっと続いておりまして今年で7年目となります。
振り返って見ると、
2012年は「飛」
2013年は「練」
2014年は「礎」
2015年は「熟」
2016年は「芽」
2017年は「伸」 でした。
それでは2018年、今年の漢字(毎年非公式)は・・・・・
「攻」
です。
ドクターカースタートで、病院前救急医療=「攻めの救急医療」を日常的に行えるようになりました。まだまだ、運行時間や運行形態に関しては、日々、スタッフだけでなく、要請消防のみなさんと話し合い、改善案を進めて行っております。
ブログをごらんのみなさん
2018年は大変お世話になりました。
2019年も県立広島病院 救命救急センター・ドクターカー・広島県ドクターヘリにご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
みなさま良いお年をお迎えください。
2018年12月15日土曜日
第9回日本小児救急医学会 小児救急教育セミナー 安芸の広島もみじセミナー
多田です。
先日、2018年12月8日-9日の2日間、広島市のRCC文化センターで、
第9回日本小児救急医学会 小児救急教育セミナー
「安芸の広島もみじセミナー」 を開催しました。
このセミナーは、日本小児救急医学会の小児救急教育委員会が主催で、毎年全国各地で1度開催されます。
広島大学病院 救急集中治療医学の志馬伸朗先生を事務局長とし、多田が事務局代表、当院小児外科の赤峰先生が事務局を手伝ってくれました。
前年度の開催地、熊本赤十字病院で開催された「肥後もっこすセミナー」にお邪魔して、ノウハウを教えていただいてから早1年。(その時の記事はこちら)
とうとう開催となりました。
危うくタイトルが「廣島仁義なきセミナー」になりそうだったところを、なんとか穏やかなタイトルに落ち着かせることができました。
少人数形式のWSで密度の高い、小児救急に関わる今日的な課題について2日間勉強しました。61名のみなさんに全国各地からご参加いただき、また、全国からご高名な講師の先生方にお集まりいただき、チューターのみなさんにもたくさんお手伝いいただき、盛大な会となりました。
約1年間かけての準備は、かなり大変でしたが、広島県の小児救急事情がこれをきっかけに良くなってくれればいいなと、期待しております。
受講生・講師・ファシリテーター・チューターの皆様、ありがとうございました!
先日、2018年12月8日-9日の2日間、広島市のRCC文化センターで、
第9回日本小児救急医学会 小児救急教育セミナー
(委員長の植田先生のご挨拶から始まります)
前年度の開催地、熊本赤十字病院で開催された「肥後もっこすセミナー」にお邪魔して、ノウハウを教えていただいてから早1年。(その時の記事はこちら)
とうとう開催となりました。
危うくタイトルが「廣島仁義なきセミナー」になりそうだったところを、なんとか穏やかなタイトルに落ち着かせることができました。
少人数形式のWSで密度の高い、小児救急に関わる今日的な課題について2日間勉強しました。61名のみなさんに全国各地からご参加いただき、また、全国からご高名な講師の先生方にお集まりいただき、チューターのみなさんにもたくさんお手伝いいただき、盛大な会となりました。
約1年間かけての準備は、かなり大変でしたが、広島県の小児救急事情がこれをきっかけに良くなってくれればいいなと、期待しております。
受講生・講師・ファシリテーター・チューターの皆様、ありがとうございました!
2018年12月13日木曜日
2018年11月のドクターカー運行実績です。
多田です。
ドクターカーが運行開始して5ヶ月が過ぎました。
5ヶ月目(2018年11月)の運行実績をお知らせします。
<2018年11月ドクターカー実績>
要請件数 45件
出動件数 41件
そのうち、
現場救急 28件
新生児迎え搬送 2件
施設間搬送 0件
要請後キャンセル 11件
でした。
活動日数が22日でしたので、1日平均で2.0件の要請をいただきました。
ありがとうございます。
11月中に出動した事案では、現場で心肺停止の患者さんがドクターカースタッフ接触後、心拍再会し当院へ搬送。集中治療の末に、後遺症なく地元の病院へ転院された1事案がありました。
要請していただいた広島市消防局の皆さんの的確な判断が、一人の人の命とその後の生活を守りました。要請していただきありがとうございました!
広島市消防局とセブンイレブンジャパンとの共同事業、「A-pit」が運用開始となり、遠方からの要請も入るようになってきました。
これまでの現場ドッキングとは違い、ドッキングポイントでのドッキングはかなり慣れを必要とします。
A-pitとは?(→こちら)
無駄にしてしまった時間は決して取り戻すことはできません。
要請後キャンセルの多さは、その取り戻せない時間を大事にしている、消防機関の意識が高いことを示しています。
「攻めの救急医療」を推進するため、
ドクターカー事業に、引き続きのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます!
ドクターカーが運行開始して5ヶ月が過ぎました。
5ヶ月目(2018年11月)の運行実績をお知らせします。
<2018年11月ドクターカー実績>
要請件数 45件
出動件数 41件
そのうち、
現場救急 28件
新生児迎え搬送 2件
施設間搬送 0件
要請後キャンセル 11件
でした。
活動日数が22日でしたので、1日平均で2.0件の要請をいただきました。
ありがとうございます。
(救急外来の日常です)
11月中に出動した事案では、現場で心肺停止の患者さんがドクターカースタッフ接触後、心拍再会し当院へ搬送。集中治療の末に、後遺症なく地元の病院へ転院された1事案がありました。
要請していただいた広島市消防局の皆さんの的確な判断が、一人の人の命とその後の生活を守りました。要請していただきありがとうございました!
これまでの現場ドッキングとは違い、ドッキングポイントでのドッキングはかなり慣れを必要とします。
A-pitとは?(→こちら)
無駄にしてしまった時間は決して取り戻すことはできません。
要請後キャンセルの多さは、その取り戻せない時間を大事にしている、消防機関の意識が高いことを示しています。
(出動中のドクターカーです)
「攻めの救急医療」を推進するため、
ドクターカー事業に、引き続きのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます!
2018年11月27日火曜日
2018年10月のドクターカー運行実績
多田です。
日常的に更新が滞ってしまい申し訳ありません。
他にもご報告したい活動があるのですが、当科で主催しておりますセミナーの準備で手一杯になっています。しばしお時間ください。
ドクターカーが運行開始して4ヶ月が過ぎました。
4ヶ月目(2018年10月)の運行実績をお知らせします。
<2018年10月ドクターカー実績>
要請件数 44件
出動件数 42件
そのうち、
現場救急 25件
新生児迎え搬送 5件
施設間搬送 2件
要請後キャンセル 10件
でした。
活動日数が23日でしたので、1日平均で1.9件の要請をいただいております。
これまでは、都市型ラピッドカータイプの特徴を活かすために、救急現場ドッキングを基本とした要請方法をとっていました。運用開始からある程度の要請件数もいただき、運用に慣れてきました。この度、広島市消防局とセブンイレブンジャパンとの共同事業、「A-pit」の一貫としてドクターカーのドッキング場所として、セブンイレブンを使用させていただくことになりました。
A-pitとは?(→こちら)
これにより、今まで現場までたどり着けないため出動できなかった事案も、ドッキングを前提に出動できるようになるため、さらに救命できる患者さんが増えるものと期待しています。
引き続き、攻めの救急医療を進めて行きます。
ドクターカー事業にご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
日常的に更新が滞ってしまい申し訳ありません。
他にもご報告したい活動があるのですが、当科で主催しておりますセミナーの準備で手一杯になっています。しばしお時間ください。
ドクターカーが運行開始して4ヶ月が過ぎました。
4ヶ月目(2018年10月)の運行実績をお知らせします。
<2018年10月ドクターカー実績>
要請件数 44件
出動件数 42件
そのうち、
現場救急 25件
新生児迎え搬送 5件
施設間搬送 2件
要請後キャンセル 10件
でした。
活動日数が23日でしたので、1日平均で1.9件の要請をいただいております。
これまでは、都市型ラピッドカータイプの特徴を活かすために、救急現場ドッキングを基本とした要請方法をとっていました。運用開始からある程度の要請件数もいただき、運用に慣れてきました。この度、広島市消防局とセブンイレブンジャパンとの共同事業、「A-pit」の一貫としてドクターカーのドッキング場所として、セブンイレブンを使用させていただくことになりました。
A-pitとは?(→こちら)
これにより、今まで現場までたどり着けないため出動できなかった事案も、ドッキングを前提に出動できるようになるため、さらに救命できる患者さんが増えるものと期待しています。
(体験乗車で1件出動を終えたU研修医と)
引き続き、攻めの救急医療を進めて行きます。
ドクターカー事業にご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
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