多田です。
認定NPO法人 救急ヘリ病院ネットワーク、通称HEM-netは、「ドクターヘリによる救急医療システム普及促進を目的」としたNPO法人です。
広島県ドクターヘリも、運行開始にあたりHEM-netから支援をいただき、ドクターヘリ搭乗医師看護師研修を受けさせていただきました。
そして、HEM-netは年4回、機関誌としてHEM-netグラフという冊子を発行しており、ドクターヘリ基地病院や、ご支援いただいている賛助会員のみなさまに送付されています。
(どなたでも、Webでご覧いただけます。(2017年冬号はこちら))
これまでも、たくさんの基地病院をHEM-net事務局のみなさんが訪問されたり、海外のヘリコプター救急事情を教えてくださったりと、我々フライトスタッフとしては非常に有意義な機関誌です。
そして特に、2017年冬号はドラマ「コードブルー」のプロデューサーである増本さんと、HEM-netの國松孝次会長との対談が掲載されていました。
2017年夏に、コードブルー3rdシーズンが放送され、2ndシーズンまでの今から成長していくフライトドクターでなく、後輩の成長を願い、自らの将来に悩むリアルな救急医が描かれており好評を博しました。
1stシーズンからプロデューサーさんは変わっておらず、実際の時間経過と同じ時間を登場人物に経過させ、成長した救急医の次のステップを見事に描写されていました。
この対談で一番自分の心に響いたのは、増本さんの
「もっと救急医は格好が良くて良いのかなと思います」
の部分です。
自分も同感です。
患者さんの命を救っている救急医は格好良くていいはずです!
実際の仕事は、決して格好いい部分だけではないのですが、
こども達に「将来、救急医になりたい!」
と思ってもらえるような、格好いい救急医を目指して、やせ我慢と努力と広報を続けて行きたいと思います。
全国の救急医のみなさん、今よりちょっとだけ格好いい救急医を目指しませんか?(笑)
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