多田です。
2016/07/1-7/2に仙台で行われた小児救急医学会に参加してきました。
年に一度、小児救急を志す同志達が集まる学会ですので、参加しないわけにはいきません。
初日の朝から、「小児の外傷症例をどこで診るべきか?」など活発な議論がなされました。
各地の救急医療体制について、問題点や解決策を勉強でき参考になりました。
自分と同じように救命救急センターで働く小児科医が増えているとの報告もあり、非常にうれしかったです。
5年前の東日本大震災の時には、当院DMATは仙台市内で活動しました。
今回自分が訪れた場所は、震災の傷跡を感じることはありませんでしたが、あのとき連日テレビで耳にしていた地名を見ると震災のことを思い出します。
当時、DMAT隊員でなかった自分は、出発するDMATを見送りながら
「いつか自分も被災地に行って活動できるようになりたい!」
と強く願ったことを思い出しました。
そして、学会のお楽しみであるご当地ご飯ですが、
地元出身、千葉北総病院のK先生のおすすめで、Y先生と一緒に前日夜の2次会と、当日のお昼ご飯をいただきました。
(日本に数少ない小児系救急医の集いです)
見渡せばそこには牛タンやさんがあり、広島でのお好み焼き屋と近い存在な気がしました。
(おいしくいただきました!)
(帰りの空港でこちらもいただきました)
しっかり充電させていただきましたので、また日々の診療を頑張っていきたいと思います。
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突然コメント欄から失礼します。2011年の夏に溺水で多田先生に救命していただいた当時2歳半の娘の母です。その際は大変お世話になりました。後遺症があり車椅子の要介護ではありますが、身体は丈夫で元気に特別支援学校に通っています。現在もてんかんで県病院に通院してはいますが、なかなかご挨拶には伺えず、娘の事故の翌年にはこちらのブログを開設されたというのも今はじめて存じ上げました。どうか、この夏も娘のような重症患者が出ないことを願っています。またこれからのご活躍もブログを通して拝見させていただきますね。広島の小児救命士として、また県外に出向くこともあるかと思いますが、身体に気をつけて頑張ってください!
返信削除nakamuraさん>コメントありがとうございます。救急科の多田です。
削除当時、初診の病院の先生方の治療がすばらしかったので、我々がお子さんにできたことはほとんどありませんでした。我々に感謝していただくのは申し訳ありませんので、その分は初診の病院の先生方にお願いします。
その後の通院頑張っていらっしゃることは、時折外来主治医からお聞きしておりました。こうやってコメントいただけて非常にうれしいです。
今後も、小児救命救急医として重症なこどもさん達が少しでも元気になってくれるようお手伝いさせていただきます。
ありがとうございました。