TBS系列のテレビドラマ、「Dr.DMAT」はじまりましたね。
(かっこいいです)
ドラマに出てくる東京DMATは、主に局地災害・事故などに出動することが多いようです。日本全体では阪神大震災での医療活動の反省から、平成17年4月から日本DMATが発足し、隊員養成研修が現在も引き続き行われております。
当院の日本DMAT隊員は医師が4名、看護師7名、業務調整員3名です。基幹災害拠点病院としてさらに追加の隊員研修を待っている状態です。
また、年に数回、日本全体を対象としたり、各地方を対象とした訓練を重ねており、将来の災害発生に備えています。
(長距離搬送の訓練です)
(東日本大震災の際、出動しました)
(近隣病院の爆破予告に出動しました)
(中国地区ブロックの訓練でした)
DMATのことが、一般の方々に周知され、理解が深まれば隊員である我々も活動がしやすくなります。しかし、ドラマの中でも描写されると思いますが、災害現場では資源が傷病者の方々に対して全く足りない状況になりますので、優先順位をつけて治療や搬送をしなくてはいけません。その際、できるだけ迷いのないような判断ができるよう、普段から優先順位を考えた診療をしなければなりません。
厳しい現場でしっかり活動するために、普段からやるべきことをやっておかなくては。
これから、ドラマを楽しみに観ることにします。
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