2013年5月7日火曜日

広島市消防ヘリでのヘリポートからのドクターヘリ的出動!! その1

多田です。

先日、まだ広島ドクターヘリが本格運航前のシミュレーションをしている時期でした。
広島県北部で、転落外傷の患者さんの収容依頼が当院へありました。
その日の責任者は、佐伯医師



いつも、判断が早く指示が的確なDrですので、救急隊の名前と、受傷場所を聞いたと同時に「Drヘリ要請してください。」と。当院からは距離も遠く、陸路搬送では1時間以上かかってしまうような場所だったからです。病院到着後から治療開始することになれば、医療スタッフ接触まで、1時間以上かかってしまうことになります。
2013年4月いっぱい、広島県の消防防災ヘリによるドクターヘリ的運用の窓口だった、広島市消防局へ、ヘリ要請となりました。

広島市消防局から、広島ヘリポートのドクターヘリCSへ電話連絡あり、シミュレーションと運航開始の準備のため、朝からヘリポートで待機していたスタッフが出動することになりました。その日の当番は、広島大学病院のT先生と、多田とM看護師でした。

(M看護師です。)

同じ、広島ヘリポートで待機している、広島市消防ヘリに待機所まで迎えに来ていただき、医療スタッフピックアップで現場に出動しました。

(広島市消防のヘリ:ひろしまです。)

要請から離陸まで約9分
ドクターヘリほどではありませんが、以前の病院での医師ピックアップ方式と比べて圧倒的な速さです。

離陸後、消防無線で、同一管内で「乗用車同志の正面衝突事故で傷病者が4名・・・」という別件の無線を聞きつつの現場でした。

(つづく)

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