先日、2016/8/6に「平成28年度大規模地震時医療活動訓練」に参加しました。
(今回はこのメンバーで、医師2名看護師3名です)
今年、当院DMATは民間航空機を使用しての名古屋空港への参集を指示されました。
訓練の前日に、大量の資機材を持ち新幹線を使って福岡入りし、
訓練当日の早朝から、民間航空機に大量の資機材を持ち搭乗しました。
(早朝の福岡空港です)
県営名古屋空港に到着した時には、SCUと呼ばれる患者さんの航空機搬送の拠点が立ち上げられており、そこの診療を少しだけお手伝いしました。
(立派なSCUができていました)
なぜ、少しだけかというと、今回の訓練で当院DMATにはさらに、県営名古屋空港から自衛隊機C-130に搭乗し、DMAT機内活動を行いながら患者さんを羽田空港に送り届けるというミッションがあたえられていたからです。
SCUでの診療のさわりだけお手伝いさせていただき、機内活動の準備に入りました。
機内で使用する医療機材の固定、DMAT隊員の配置などを準備し8名の想定患者さんの搬送にあたりました。
(猛暑日の中、この服装での活動は大変辛かったです)
羽田空港に着陸し、羽田空港のSCUで患者さん8名を機内から搬出し我々の訓練は終了しました。
(C-130です)
早朝からの訓練で、途中休憩もなかなか取れず、体感気温40度近い格納庫での訓練で、隊員全員熱中症になりそうな悪条件でしたが、なんとか気力で乗り切りました。
(ご褒美の虹が見えました)
新幹線・民間航空機での移動の難しさ、夏の活動の体力的なきつさ、持ち運ぶ資機材の工夫が必要であること、自衛隊機内での活動の難しさなど、次につながる課題がたくさんみつかりました。
よりよい災害医療活動ができるよう、これからも精進していきたいと思います。
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