2016年2月28日日曜日

あらためて「Tun Back Time」とは?

多田です。

当センターは、「Turn Back Time」をキャッチコピーとして、日々重症で緊急度の高い患者さんを相手に仕事をしております。

以前の記事にもしましたが、最近、「Turn Back Timeってなに?」と聞かれることもありますので、あらためてご紹介させていただきます。

重症救急医療のテーマはやはり「時間」です。
重症であればあるほど、緊急度が高ければ高いほど、より「早く」、より「速く」治療介入することで、生命予後(生きていける確立)が改善したり、後遺症の軽減が期待できたりします。
ドクターヘリや、ラピッドカーなどに代表される、病院前医療も、患者さんへ早く接触し、早く治療を開始するためのツールです。

そのために、救急医は神経をすり減らして、「時間の有効利用」と、「優先順位」を考えた活動を日々行っております。

我々が掲げている「Turn Back Time」というキャッチコピーは、「時間を巻き戻す」という意味です。
「We can turn back time !」=「我々は、時間を巻き戻すことができる!」

「時間の有効利用」と「優先順位」をマネージメントすることで、助けられる生命があります。
実際は、決して巻き戻すことができない時間を、巻き戻したかのように有効利用し、患者さんの救命にあたることを背負い、日々診療を行っています。 

引き続き、ご理解とご協力をお願いします。 

<おまけ>
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